Spyro Gyra - A Foreign Affair (2011)2011/10/22

Spyro Gyra - A Foreign Affair (2011)
Jay Beckenstein (s), Tom Schuman (kb), Julio Fernandez (g),
Scott Ambush (b), Bonny B. (ds),
Guest : Keb 'Mo', Arijit Singh, Sandeep Chowta, Pedrito Martines, 
Tosin Aribisala.

スパイロ・ジャイラ。初期の傑作「Morning Dance」のブレイクも懐かしく、その前後しか覚えて無いが37年?も同じスタンスで活動し続けている大ベテラン・フュージョンバンド(近年ではスムース・ジャズと呼ぶ?)。長く聴く事も無くまだ現役バンドだったとは知らなかったが、メンツもジェイ・ベッケンスタインとトム・シューマンは結成当時から頑張っているのは嬉しい。爽やかなカリプソやエスニックなラテンのリズムが心地良く、初期の音に戻った印象(途中は知らないのだが)今時の癖の無いフュージョン・サウンドを聴かせてくれる。上記のケヴ・モのヴォーカル ほかゲストも幅広く、コンピレーションかと見紛うほど様々なスタイルが混在し退屈せずに楽しめる。何より演奏は文句無く上手い、今更の音だけどタマに聴くと新鮮に聴ける、一聴夏向きの音なのだけれど秋の夜長のBGMにも佳し。
米国の音楽界全般、ジャズにしてもロックにしても驚くほど長くバンドが存続出来るのは、支持するリスナーがいるからこそで、やはりマーケットの違いなのだろう 羨ましい話。
http://www.youtube.com/watch?v=-EC0sHGYW8M
http://www.youtube.com/watch?v=1W8k1jgeoHc
http://www.youtube.com/watch?v=b6_RDnFdyIk
ジャケットはカリブ海から南米へ、さらには南アフリカへ、だろうか。★★

Lee Konitz, Dave Liebman & Richie Beirach - Knowing Lee (2011)2011/10/21

Lee Konitz, Dave Liebman & Richie Beirach - Knowing Lee (2011)
Lee Konitz (as), Dave Liebman (ss,ts), Richie Beirach (p).

リー・コニッツ、デイヴ・リーブマン、リッチー・バイラーク。久しぶりに聴く名 デイヴ・リーブマンとリッチー・バイラークという長年のコンビに、リー・コニッツ御大が加わった演奏。その昔クール派の代表として名を馳せた大御所の演奏だから悪いハズはない、曲によっては3人と2人もあり、今も適度にフュージョンしていて思いの外ジャズらしいジャズ。内容は「In Your Own Sweet Way」「Alone Together」「Solar」「Body and Soul」 他は自身のスタンダードと呼ぶべき新旧のオリジナル曲、全12曲たっぷり76分。自由に吹きあっている感じのインプロヴィゼーションはゆったりと絡み重なり合う。お歳のせいかアグレッシヴな演奏では無いけれど、それでもラストの「What Is This Thing Called Love」はなかなか。実は最近のメルドーとのライヴ作が美しくコニッツ氏を再評価、バイラーク氏のピアノも大好きで本作を入手。温かみのある哀愁、ロマンティシズムに溢れた名演奏はこの季節に合う。(残念ながら関連動画が無い)
http://www.youtube.com/watch?v=JKoPC1qoUm0
http://www.youtube.com/watch?v=FS2NkP63hVs
ジャケットは古いフュージョン作品のよう。★★

Michael Franks - Dragonfly Summer (1993)2010/09/08

Michael Franks - Dragonfly Summer (1993)
マイケル・フランクス。長いキャリアのヴォーカリスト、ポップ寄りだとか、ジャズ寄りとかはあるが、デビュー以来最新作まで全作とも上質でマトモなAORである。中でも本作が音楽的に言えば1番好きかも?全曲メロディが素敵だしジェフ・ローバーのサウンドに氏の世界がマッチしている。そしてトニーニョ・オルタ、イエロー・ジャケッツにギル・ゴールドスタインにベン・シドランのアレンジと、ゲストの演奏も豪華で的を得ている。ウォーレン・バーンハートのピアノは最高。ペギー・リーと「You were meant for me」でデュエットもイイ。マイケルの歌は全然巧くならないけれど(それでも佳い)囁くようなスタイルは好きだ。抜けるほどに青い空と、白い雲、強い日差しに濃い影、初夏のアルバム?だけれど、夏の終わりにも合う。「Blue Pacific」も捨てがたいのだが、マイケルのボサノヴァならどれでも佳い。
http://www.youtube.com/watch?v=ZfksGdzIpwY
http://www.youtube.com/watch?v=kb2ecEPpD7c
ジャケットも色調をおさえ、大人で素敵。★★★

Herbie Hancock - The Imagine Project (2010)2010/08/10

Herbie Hancock - The Imagine Project (2010)
ハービー・ハンコック。御年70歳になられたハービー・ハンコック御大の最新作は「イマジン・プロジェクト」と題され「平和と地球規模の責任」をテーマにしたアルバムである。ジャンルにとらわれない視点から人選された、考えられないくらい豪華なゲストが参加、世界各地でレコーディングと映像のプロジェクトが同時に行われたそうだ(映像の方もとても楽しみ)。ジョンの「Imagine」は素晴らしいアレンジ。ジャフ・ベックがギター、ベースはマーカス・ミラー、リオーネル・ルエケも。「Space Captain」はデレク・トラックスとスーザン・テデスキ。ディランの「Times, They Are A Changin」はチーフタンズか参加。ラスト「The Songs Goes On」ではアヌーシュカ・シャンカール、チャカ・カーン、そして盟友ウェイン・ショーター。とにかくジャンルを超えて安心して聴ける、素晴らしい大人なアルバムに仕上がっている。
http://www.youtube.com/watch?v=VxZtxzI8V0w
http://www.youtube.com/watch?v=TT9k9qGSy4k
ジャケットは凝っていてカラフルでゴージャス、流石ハービー。★★★

Lee Ritenour - 6 String Theory (2010)2010/08/09

Lee Ritenour - 6 String Theory (2010)
リー・リトナー。今日の1枚はベテラン・ギタリストの最新版。一聴いったい誰のアルバム?佳曲揃いだが、もう少しリー・リトナー色が欲しかった。 超豪華なゲスト陣、ジョン・スコフィールド、タジ・マハール、パット・マルティーノ、ジョー・ボナマッサ、スティーブ・ルカサー、ニール・ショーン、スラッシュ、ジョージ・ベンソン、B.B.キング、アンデイ・マッケイ、マイク・スターン、・・・等々。音楽のジャンルもジャズ、ブルーズ、ロックと広きに渡る。こんなに凄いメンツとの共演にもかかわらず、プレイの応酬とか、特有の緊張感といったものが残念ながら私には伝わって来ない。 別のところでレコーディングしてかぶせました的な。これだけ個性的なゲスト陣が参加しているため、自ずとその曲に参加したミュージシャンの個性が色濃く反映されている。結果、氏の個性は消されてしまっているように思える。良く言えばゲストの個性が際立ち、バラエティーに富んだアルバムではある。BGMとして聴くには良いが、少し物足りなさを感じてしまうというのが率直な感想である。
http://www.youtube.com/watch?v=jDfG0bUSaNI
http://www.youtube.com/watch?v=CsbXlxkI3TE
ジャケットは可も無く・・アイデアは良いのだが。★★

今日も東京の親友K氏の関わるお店 戎橋のLUZビル5F「中国茶房8」 で共通の知人Hさんを交えてランチ(K氏が来阪以来ほぼ毎日会っている)。中国茶房8は関西初出店のリーズナブルでユニークな本格中華のお店、年中無休、24時間営業、是非行ってみて下さい。http://www.osaka8.jp/