ZaZ - Love Letter From Montmartre (2010)2011/05/19

ZaZ - Love Letter From Montmartre (2010)
ザーズ/ Isabelle Geoffroy。今日の1枚は唐突にシャンソン。本国フランスでは8週連続チャート1位を飾り 50万枚を越える大ヒット作、やっと日本でもリリースで、オシャレ系情報誌で最近話題の「モンマルトルからのラブレター」。 1980年フランスのトゥール/Tours 生まれの歌姫、誰が言ったか知らないけれど「ピアフの再来、21世紀のエディット・ピアフ」とクチコミからメジャーデビューに至る。いつもながら安直に形容される、が、確かに心に響くヴォーカルと、豊かな表現力、オーガニックなサウンドは文句無く新鮮、伝統的なマヌーシュ・スウィング奏法そのもののギターのバッキングに、ブルーズ、フォーク、ジャズなどをベースにした多彩なサウンドが聴き所。何とも彼女のソリッドな印象のあるハスキーヴォイスは魅力的、ときに叩きつけるように、ときに静かに緩急自在に歌うテクニックは、下積み時代のキャバレーやモンマルトルの路上で磨いたモノ。その世界観というか、独自の雰囲気に不覚にものまれてしまう、勿論歌詞は全曲フランス語、久しぶりの仏語圏の注目シンガーである。
http://www.youtube.com/watch?v=-F_9fgtEKYg
http://www.youtube.com/watch?v=MOk5yYLAQvU
http://www.youtube.com/watch?v=sp3G50jBRuU
ジャケットはデビュー作だからか やや控えめ?PVは素敵! ★★

Jaime Torres y Eduardo Lagos - Chaypi (1993)2011/05/17

Jaime Torres y Eduardo Lagos - Chaypi (1993)
ハイメ・トーレス & エドゥアルド・ラゴス。今日の1枚はブラジルから少し離れて お隣の国のフォルクローレは5月の青空にも似て爽やかで優しい音。ハイメ・トーレスはアルゼンチンのアンデス系フォルクローレ演奏家で世界的なチャランゴ奏者、チャランゴをかきならす手はハチドリの羽ばたきのよう、目を閉じ満面の笑みで演奏する姿に多くの観衆が酔いしれる、今も現役第一線で活躍されている。エドゥアルド・ラゴスは同じくアルゼンチンの伝説的なピアノ奏者(2009年没)かの地の全フォルクローレ界を代表する存在である。本作は2人の巨人がフォルクローレの伝統様式をきちんと踏まえながら ジャズをはじめクラッシックや、他国の音楽や文化との共通性をも視野に入れ作られた革新的な楽曲と編曲の妙味を堪能出来るアルバム。強くはっきりとした美しい響きは上質なクラシックにも通ずる完成度 フォルクローレ インスト界に衝撃を与えた唯一無二の名作だと思う。録音 サウンドの質感が(センチメンタルな部分も含め)ブラジル音楽と似ているので、ジャズ・ボッサが好きな方にもお薦めかも?。
http://www.youtube.com/watch?v=GVuRJl-ExBA
http://www.youtube.com/watch?v=ArKK2ZhhUAM
ジャケットは温かで優しいシンプルなイラスト。★★★

フォルクローレと言っても「アンデス」「アルゼンチン」「チリ」「パラグアイ」と その地域ごとに大きく表現方法や音楽性が違う。有名な「ユパンキ」や「メルセデス・ソーサ」はアルゼンチン系、関西を中心に路上ライヴで有名な「ケルマントゥ」これがフォルクローレだと思ったら困るが一応アンデス系、、、ま、奥が深いのでおいおい紹介したい。

Quadro Nuevo - Grand Voyage (2010)2011/01/13

Quadro Nuevo - Grand Voyage (2010)
クアドロ・ヌエボ。今日もお気に入りのバンドの1枚。オーストリア出身でドイツを拠点に活動しているジャズ系カルテット(ワールドミュージック?との分類も有り)。たぶん日本ではほとんど知られていないと思うが、本国では数多くの賞を受賞し、過去10年間に世界中を回り約1500のコンサートで演奏し、国際的に成功したジャズバンドでもある。彼らならではの無国籍のスタイルは、色あせたイタリア映画のようにノスタルジックで、タンゴ、ワルツ、ミュゼット、フラメンコ・・どれも美しくセンチメンタルでたまらない。
http://www.youtube.com/watch?v=n88E49uOMgE
http://www.youtube.com/watch?v=NZ-GpGxorSc
ジャケットは何故だかどれもつまらない。★

Buena Vista Social Club - At Carnegie Hall (2008)2010/09/21

Buena Vista Social Club - At Carnegie Hall (2008)
最後は「ブエナ ビスタ ソシアル クラブ」のカーネギー・ホールでのライヴ盤(10年前の録音)がやっと高音質でリリース。御長老達のプレイは勿論たまらないのだが、それ以上にプレイ出来る喜びと言うか情熱が、音の隙間からこぼれリアルに伝わって来る様に感じる(思い入れが有り過ぎるのかそう感じてしまう)。下手すると話題になったスタジオ録音より良いのではとさえ思う、心を一生涯奪われる1枚となるであろう、今は亡きキューバの御長老達の最後の素晴らしい輝きに合掌。
http://www.youtube.com/watch?v=MN1yAoRq_x0
http://www.youtube.com/watch?v=do-ybJKTOq4
ジャケットも美しく、素敵 ★★★★

ブエナ ビスタ関連アルバムは他に30枚程度はあるだろうか、キリがないのでとりあえず。いつかまた(いつになるか分からないが)ブログが続いていれば紹介したい、その頃になっても色褪せる事は無いと確信している。

Eliades Ochoa - Sublime ilusion (1999)2010/09/18

Eliades Ochoa - Sublime ilusion (1999)
エリアデス・オチョア。1946年生まれのオジサン でもブエナビスタの中では若手、センチメンタルな歌声で泣かせて聴かせる渋さの極致。テンガロンハットがトレードマークだから映画でも分かりやすい。1本のギターが奏でるシャープな旋律、凄腕のギタリストでもある。彼が率いているクァルテート・パトリアは4人編成で、スタンダードな伝統音楽を円熟したアンサンブルを聴かせる、とにかく巧い。ブエナビスタの老アーティスト達が持つ熟練の味わいを引き出しているのはライ・クーダー以上に、エリアデス・オチョアかもしれない。何にせよブエナビスタ関連のアルバムはやはりどれも素晴らしい。
http://www.youtube.com/watch?v=KAr-53wQN8A
http://www.youtube.com/watch?v=FDUi_PDpKHs
ジャケットは彼らしく渋い。★★★

久しぶりにホームページをリニューアル中である、カッコイイHPが多い中、そういうのはやはり らしく無いので今まで通り間抜けなモノになりそう。技術が伴わないし、誰かに任せるのも嫌だ、暇に飽かして従来通りの面倒な作業をしている。近々公開予定、たぶん。